「だまし絵」のようなステージをクリアしていくクォータービュー視点のパズルアクション「Naya’s Quest」

スクショ
ステージの一例。一見すると左下に向かう階段のようだが、実は左上方向に向かっている。

Terry Cavanaghと言われてピンと来るだろうか。Steamなどから購入できる名作ゲーム「VVVVVV」や「Super Hexagon」を制作した人物だ。
そちらもたいへん面白いので是非プレイしてもらいたいのだが、今回記事にしたいのはそれらではない。
たまにはフリーで遊べるものもよかろうということで、氏のFlash製パズルゲーム、「Naya’s Quest」を紹介する。VVVVVVによく似たサイケな雰囲気が特徴だ。

プレイヤーは「Naya」という少女を操り、通路や足場からなるステージをクリアしていく。
実はこのステージが曲者だ。一見すると猿でもクリアできそうなほどに単純だが、そうは問屋が卸さない。ステージには人間の視覚を利用したトリックが大量に盛り込まれており、見える通りに進もうとすると必ず落下死するようになっているのだ。
プレイヤーはこのいじわるなステージを、スキャナと呼ばれる「ステージの実際の姿を映してくれる」アイテムを使い、攻略していく。

詳細は続きを読むから。

「視覚を利用したトリック」と言っても、実際に体験してみないことには理解が難しい。
というわけで、実際にステージのスクリーンショットをいくつか紹介しよう。

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上の画像は、ゲーム序盤、とあるステージのスクリーンショットだ。Nayaが歩いたりジャンプしたりできるのは画面右下に表示されている四方向なので、隣の足場へ移ることは不可能に思われる。
だが、実際のところはどうか? Naya’s Questの攻略に必須のアイテム、スキャナーを使って確認してみよう。

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スキャナーを使うと、近くの足場が限定して表示される。注目してもらいたいのが、下に表示されている「足場の影」だ。
件の足場は、真っ直ぐ右に飛び移らないと渡れないように思えるが、影は右上に表示されている。つまりあの足場は、「Nayaの真横、同じ高さ」ではなく、実際には「Nayaの右上方向、Nayaより一段低いところ」に存在しているのだ。
このように、スキャナーを使うと、足場の影を通じて「足場の正しい位置関係」を推理できるようになるのだ。

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その後、スキャナーを信じて左上へとジャンプ。無事に足場へと移ることが出来た。

このように、Naya’s Questのステージは、プレイヤーの視覚や先入観を欺き、頭がこんがらがるような試練をプレイヤーに与えてくる。ステージの構造は、当然ながら後半になればなるほど複雑になるので、プレイヤーはスキャナーを賢く使い、足場の実際の位置や高低の関係を、視覚に騙されずに読み取ることを求められる。
その分、正しい道順、本当のステージ構造を理解できた瞬間の快感――いわゆるアハ体験というやつだろう――はひとしおで、同時にこれだけのトリックを盛り込んでくる製作者に脱帽させられる。ともかく、是非一度プレイしてみて、自らの視覚に騙されてみてほしい。

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